
LYRICS
曲の中に置いた言葉と、その余白。
作品を選択すると、各楽曲の歌詞をご覧いただけます。

Midnight Neon
夜の街には、
昼間とは少し違って見える風景がある。
回り続けるコインランドリー。
暗室に灯る赤い光。
車の窓を流れていくネオン。
深夜に飲むコーヒー、
雨に濡れた路面、
交差点を行き交う人々。
どれも特別なものではないけれど、
夜になると、なぜか少し気になってしまう。
そんな真夜中の街で見つけた
6つの風景を曲にしたアルバム。

Gray City
街を歩いていると、
ふと目に留まるものがある。
空にほどけていく煙。
霞んだ街並み。
曇ったガラスや、並んだ窓の明かり。
人が行き交う路上と、無機質なコンクリート。
いつもそこにあるものなのに、
見方によって少し違って見える。
近づいたり、離れたり、
混ざったり、ひとりになったり。
そんな街の中で感じる距離や孤独を、
7つの風景に重ねたアルバム。

Faded Bloom・Silent Dock
花が散ったあとの景色や、
夜の港に残る静けさ。
何かが終わったあとには、
それまで見えなかったものが、
ふと浮かび上がることがある。
雪の中に残る花の色。
冷たいコンクリートや錆びた鉄、
遠くに見える街の明かり。
なくなったものも、
過ぎてしまった時間も、
すべてが消えてしまうわけではない。
いちばん美しい瞬間や、
賑やかな時間そのものではなく、
そのあとに残る色や空気、感情を描いた3曲。

Amber Light
夜が深くなると、
小さな光がいつもよりよく見える。
グラスの中の琥珀色。
ラジオの灯り。
遠くに見える光や、朝の白さ。
光はずっと同じ場所にはなくて、
少しずつ形や色を変えていく。
消えてしまったように見えても、
温度や音や記憶として残るものもある。
夜から朝へ移っていく時間の中で、
そんな光の変化を追った4曲。

Pale Ache
うまく言葉にできないけれど、
なぜかずっと残っている感情がある。
思い描いていたものと、
今いる場所との距離。
言えなかったことや、
離れても残っている記憶。
誰かとの関係だけではなく、
自分自身がわからなくなることもある。
すぐに答えが出るわけでも、
きれいに消えてくれるわけでもない。
それでも最後には、
少しだけ軽くなれるかもしれない。
そんな簡単には消えない感情を、
10の曲にしたアルバム。

Gradual Hue
季節や時間は、
気づかないうちに少しずつ変わっていく。
春から初夏へ。
満月から新月へ。
秋から冬へ。
夜が朝になり、
晴れていた空に雨が降る。
変わる瞬間ははっきりしないけれど、
振り返ると、いつの間にか景色は変わっている。
そして季節が一周して、
また次の春がやってくる。
そんな移り変わる途中の景色と、
そこに重なる気持ちを描いた7曲。

Verdant Paradox
人は、意外と矛盾したまま生きている。
自分のことなのに、
自分だけでは決まらないこと。
自分を知ろうとするほど、
わからなくなること。
欲しいものが増えるほど、
満たされなくなること。
残そうとしたものより、
何気ない記憶の方が残っていること。
何かを選ぶことは、
選ばなかった可能性を手放すことでもある。
誰かを愛することと、
自分を満たすことは、同じではないこと。
答えを出すのではなく、
そんな日常の中にある矛盾を
7つの曲にしたアルバム。